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リノベーションマンションでSDGsに貢献!横浜・あざみ野「フォーシーズンあざみ野」

環境保護への関心の高まりや在宅勤務の定着などの影響により、不動産リノベーションに注目が集まっています。とくにリノベーションマンションは都市部を中心に人気で、室内の間取りや内装にこだわりを入れつつ、コストを抑えた家づくりが可能になります。この記事では、2023年に当社が不動産会社さま、設計会社さまと取り組んだ横浜・あざみ野のマンションリノベーションプロジェクトの事例と、SDGsに貢献できるマンションリノベーションについてご紹介します。
◎横浜市あざみ野のマンション「フォーシーズンあざみ野」リノベーション事例
横浜市あざみ野のマンション「フォーシーズンあざみ野」リノベーション事例横浜市青葉区あざみ野の5階建てマンション「フォーシーズンあざみ野」は、当社が2023年に実施したフルリノベーション事例のひとつです。不動産会社「株式会社アーキテクト・ディベロッパー」さま(https://architectdeveloper.com/)が築古マンションを購入し、意匠設計担当「株式会社ツクルバ」さま(https://tsukuruba.com/)と当社でリノベーションを行うという、築古不動産の資産価値向上を図った共同プロジェクトです。
 
「株式会社アーキテクト・ディベロッパー」さまは、不動産の仕入れから開発、販売、管理まで手掛ける独自のネットワークを有しており、優良で好立地の不動産物件を提供されています。また「株式会社ツクルバ」さまは、「不動産領域における新たな価値を創造すること」を事業のミッションとして掲げ、当プロジェクトでもリノベーションによる洗練された空間作りにご協力いただきました。
リノベーション元は1996年に建築された店舗1室、住居30室のマンションで、当事業では住居室内のリノベーション工事と防水など躯体修繕を実施しました。防水面や遵法性などといった建物全体に関わる観点から3社で現地調査と入念な打ち合わせを重ね、新しい魅力を持ったマンションとして生まれ変わった形です。
 
打ち合わせに際しては設備や躯体の現況調査を綿密に行い、建築自体の価値向上に配慮したうえで、建物躯体や給湯器・配管・防水設備といったインフラの重要箇所に焦点をあて、必要に応じた修繕・交換を行いました。また意匠的に効果の高い既存の外周壁や間仕切りは残す形で活用し、クロスなどの仕上げ材についての提案や衛生器具の交換、デザインされた造作棚の採用など、修繕に必要な設備や効果的な施工方法をご提案することでコスト削減を実現しました。
◎築古不動産リノベーションでSDGsや環境問題に貢献
築古不動産リノベーションでSDGsや環境問題に貢献近年、不動産市場では中古マンションをリノベーションして再活用しようとする動きが活発になっています。新型コロナ禍で働き方が通勤から在宅ワークへ切り替わった結果、自宅を第2のオフィスとして働きやすいようにリノベーションする人が増加しました。ほかにも、子どもの成長に合わせて内装設計を見直してリノベーションを検討するケース、共働きで通勤しやすい都市部への引っ越しを希望し、新築不動産より安価に購入できる中古物件を購入するケースなどが多く見られます。背景にあるのは、SDGsの浸透とエコ志向の高まりです。
 
世界中で注目されているSDGsは、不動産市場に限らずあらゆる市場において経営戦略を握る重要なキーワードとなっています。エネルギーをはじめとする環境問題、経済成長、地方創生、働き方改革、循環型社会など、あらゆる課題を包括しているため、SDGsへの取り組みを行っている企業は世界的課題へコミットしている会社として高く評価される傾向にあります。またSDGsが広く社会に浸透した結果、若者を中心に古いもの・中古品に対するネガティブな感覚がなくなり、新品に限らずリユース・リサイクル品であっても適切な価値が付けられるようになりました。
 
SDGsの浸透による価値観の変化を受け、不動産市場では築古不動産のリノベーションに対する需要が拡大しています。リノベーションであれば、工事の際に発生する廃棄物や二酸化炭素の量を減らし、資源の節約にもなるため、新築で住宅を建てるより環境負荷を減らせるとあって注目されています。築古不動産のリノベーションには、ほかにも多くのメリットがあります。新築よりも物件を安く購入できる、駅やランドマーク近くの好立地条件のものが多い、家族の数やライフスタイルに合わせてフレキシブルに間取り変更が可能である、リノベーションに関する補助金や減税制度があるなどの点があげられます。
 
2022年における不動産リフォームの市場規模は前年比5.7%増加の7兆2,982億円と推計されており、今後も好調を維持して推移すると予想されています。中古不動産再生とリノベーションという組み合わせは、SDGsにおける地方創生の点からも重要な意味を持っています。人口減少の影響で空き家が急激に増加し社会問題化するなか、既存の不動産をリノベーションによって再生させる取り組みは防犯対策や空き家対策につながるため、地方や企業、住民を巻き込んで広く地域社会へ貢献すると期待されているのです。またリノベーション業者などが独自のブランディングを行うことで住宅の付加価値を高め、従来「古臭い」と忌避されてきた中古物件のイメージを払拭したことも、リノベーション需要拡大に影響していると考えられます。
◎マンションリノベーション業者を選ぶ際のポイント
マンションリノベーション業者を選ぶ際のポイント不動産リノベーションを検討する際には、予算や要望に対応できる業者を選ぶことが大切です。リノベーション業者を選ぶ際に重要となるポイントを抑えておきましょう。
 
〇発注者様の要望と業者のコンセプトがマッチしている
リノベーションを行う業者には、それぞれの持つコンセプトや強みがあります。たとえば大手リノベーション会社であれば、保証やアフターサービスが充実していることが強みです。24時間対応のコールセンターが設置されていたり、定期メンテナンスなどで工事後のフォローを行ったりといったサービスが提供されています。施工の実績数が多いため、リノベーションに関するノウハウが蓄積されているのも魅力です。
 
不動産系の業者であれば、強みは物件探しです。リノベーションに関しての細かい要望を伝えることで、ニーズにマッチした中古不動産やマンション物件を調べてくれます。そのほか、徹底した施工管理などのトータルプロデュースでコストダウンにこだわっている業者や、お客さま満足度の高い品質が強みのところなど、WebサイトやSNSでリノベーション業者のサービスについて細かく確認しましょう。セミナーや相談会、見学会などに参加するのもおすすめです。
 
〇施工実績が豊富にそろっている
WebサイトやSNSなどに掲載されている施工実績を確認することも重要です。実績が豊富であれば、それだけ信頼性が高いということを意味します。逆に施工実績が少ないリノベーション業者は、実績や経験の少ない可能性があり、また発注者様の要望や希望を叶えられるスキルやノウハウがあるどうかを判断できないためおすすめできません。豊富に掲載されている施工実績を見れば、自分の思い描いているリノベーションの具体的なイメージや参考にもなります。
 
〇コミュニケーションがスムーズにできる
不動産リノベーションは発注者様の要望を反映した建築物を作り上げることが目的であり、コミュニケーションがスムーズでなければ満足のいくリノベーションは実現しません。見積もり時の業者の対応や提案力などを契約の前にしっかり確認しましょう。見積もりの段階で担当者から十分に説明を受け、納得した上で契約を結ぶことが大切です。
 
〇予算や要望に応じたプランを提案してくれる
不動産のリノベーションは大きな投資となるため、予算や要望に見合ったプランを選ぶ必要があります。施工実績も多くノウハウを蓄積しているリノベーション業者であれば、発注者様の予算や要望を細かく伝えることで、複数の選択肢やプランを用意してくれるはずです。逆に、プランの提案などがなくひとつの内容を押し付けてくるようなリノベーション業者は信頼できない可能性があります。
 
〇物件探しからやってくれる
マンションや築古不動産のリノベーションの場合、不動産の物件探しから行ってくれるかどうかも見極めのポイントです。リノベーション内容だけでなく、物件の場所は居住時の快適さや店舗の集客に大きく影響する部分なので、リノベーションの目的や要望、希望をしっかりと伝え、ニーズにマッチした物件探しを行ってくれるところを選びましょう。
 
〇自社で不動産仲介・設計・施工に関わっている
リノベーション業者のなかには、デザインや設計のみ行って、不動産の物件探しや実際の施工は外部へ委託するというところもあります。マンションや築古不動産リノベーションで隅々まで要望を叶えたいのであれば、不動産の取得から設計・施工まで、すべての工程に関わって管理できている業者を選ぶことが大切です。現場管理まで徹底して行えるリノベーション業者は、発注者様の要望にも細かく応じてフォローしてくれることでしょう。
 
〇施工後の保証やアフターサービスが充実している
不動産リノベーションは、施工が完了したら終わりというものではありません。リノベーション後の設備の初期不良といった不具合や、何らかのトラブルが発生した場合に、保証やアフターサービスでしっかり対応してくれる業者を選びましょう。長期保証の期間や定期点検の間隔や回数、設備不良や防犯面の不具合に際した緊急時の対応、保証書の内容などを確認しておくことが大切です。
◎まとめ
当社のリノベーション事例「フォーシーズンあざみ野」は、横浜・あざみ野という好立地にある築古マンションの資産価値をリノベーションによって再生した事例です。リノベーションによる不動産再生は、築古不動産の資産価値を向上させ、少子高齢化によって増加する空き家・空きビルの有効活用や地方創生、SDGsにもつながります。築古マンションのリノベーションをご検討であれば、当社までお気軽にお問い合わせください。

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