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コラム

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屋上ビルリノベーションを成功させるポイントと快適な空間の作り方

ビルリノベーションを行うとき、ビルの内部と同時に、屋上の改修も検討するケースがあります。屋上は、入居している企業の社員などがくつろいだり、仕事をしたりできる空間として役立ちます。ビルリノベーションで屋上を改修し、使い勝手や意匠性を向上させると、ビル自体の価値も上がり、かつ入居する企業にも付加価値の提供が可能です。この記事では、屋上ビルリノベーションを成功させるポイントと快適な空間の作り方をご紹介します。
◎ビルリノベーションで屋上を活用して得られるメリット
ビルリノベーションで屋上を活用して得られるメリットビルリノベーションを計画するなら、屋上を整備し活用する方針をとると、入居者とビルのオーナー両方に対し、多くのメリットが生まれます。ビルリノベーションで屋上を活用すると、入居者の満足度とビルの価値が向上します。入居者が屋上を積極的に使用しており、屋上の有効活用が認められたら、建物の付加価値として判断され、建物自体の価値上昇が見込めるためです。付加価値として評価される方法のひとつは、安心して屋上を利用できる環境作りが該当します。たとえば、ビルリノベーションで講じる安全対策には、ウェブカメラによる監視や屋上の出入り口に電気錠を設置し、入室できる人物や時間の制限があげられます。また、利用者の身の安全を守るために、容易に越えられない高めの手すりや柵を設置して、安全性を高めるビルリノベーション方法も考えられるでしょう。
 
ビルリノベーションの計画で什器を配置する設計にすると、入居者が休憩する際をはじめ、さまざまな活動をするときに利用できます。入居者のメリットであり、ビルの価値を上昇させる要素です。ただ什器を設置するのではなく、屋上に設置することをイメージし、什器をしっかり固定したり、稼働幅をもたせながらワイヤーでつないだりすると、安全に使用できます。ビルリノベーションで屋上を入居者が活用できる空間へ作り変えると、入居者の使い勝手のよさが向上し、同時に建物全体の価値も上昇します。さらに、ビルリノベーションで屋上を活用すると、近隣企業の関心を引く効果もあるため、入居者増加などさらに価値が増加するでしょう。
 
ビルリノベーションで屋上を活用すると、入居している企業の従業員の労働環境改善にも貢献します。居心地のよいスペースで休憩や仕事ができると、生産性の向上が見込めるためです。たとえば、ビルリノベーションで屋上の緑化を実施すると、公園のような整備された空間を提供できます。また、青空の下で自然を感じながら休憩や食事ができると、リフレッシュ効果とストレス削減にもつながるでしょう。休憩時のコミュニケーションが活発になると、新たなコミュニティの形成やビジネスのつながりを生み出す一歩にもなり得ます。ビルリノベーションは、関りが希薄だった人々が接するようになるため、新たなアイディアが誕生するきっかけのひとつです。
◎屋上ビルリノベーションにおける快適な空間の作り方
屋上ビルリノベーションにおける快適な空間の作り方屋上をビルリノベーションする際は、快適な空間を作り上げるために必要な什器や設備、アイテムの選定が重要です。快適を生み出すには、使い勝手や使い心地のよさも欠かせません。ビルリノベーションで屋上の空間を適切に整備したり装飾したりすると、入居者の利用頻度が高い快適な屋上スペースが実現します。
 
屋上のビルリノベーションで、オーニングを設置すると、太陽光がふりそそぐ屋上の暑さや日焼け対策として機能し、快適な屋上を作れます。オーニングとは、シェードやテントなどを指し、日よけや雨よけの役割をもっています。ビルリノベーションで取り付けると、日差しが強い時期でも心地よく屋上に滞在可能です。また、大きい面積を日差しから守るシェードは、ソファーやテーブルとの相性もよく、おしゃれにまとまります。オーニングには、大型のテントや動かせるパラソルをはじめ、多くの種類が展開されており、いずれも日よけに適しています。遮光性や断熱性などの機能面やスムーズな開閉と移動に留意すると、より快適なビルリノベーションにつながるでしょう。
 
ビルリノベーションで屋上に照明を設置しライトアップすると、快適さだけではなく、おしゃれな空間の演出に有効です。照明を配置すると、日が沈んだ後も安全に屋上を利用でき、灯された光の効果で、日中とは違った雰囲気を生み出します。照明器具自体、意匠性が高いため、おしゃれな屋上ビルリノベーションの確立にも一役買います。通路に沿って球体の照明を置いたり、間接照明を使ったりすると、スタイリッシュな印象を利用者に抱かせる空間作りが可能です。ビルリノベーションの際に屋上に設置する照明は、雨天対策が施された照明を選択し、安全面にも配慮して選定しましょう。
 
快適な屋上には、テーブルやソファーも欠かせません。ビルリノベーションで什器を設置すると、お昼休憩で食事をとれるほか、置いているだけでも意匠性を高めるインテリアにもなります。たとえば、ソファーセットを置くだけで、高級感が一気に増すでしょう。屋外設置を目的とした什器の場合、汚れは簡単に落とせたり、撥水・防水加工が施されていたりするケースが多いため、雨風にも耐え得る性能をもっています。リゾートホテルを彷彿とさせる什器を駆使したビルリノベーションで、快適な時間を入居者に提供できます。
◎屋上のビルリノベーションを成功させるためのポイント
屋上のビルリノベーションを成功させるためのポイント屋上のビルリノベーションを成功させるためのポイントは、防水や排水、定期メンテナンスなどの基本的な要素のほかにも、いくつかあげられます。屋上のビルリノベーションで得られるメリットを最大化するには、ポイントをおさえて設計や工事を行いましょう。
〇屋上での過ごし方をイメージしてデザインや設計を決定
ビルリノベーションを行うときは、入居者の屋上での過ごし方をイメージしたデザインや設計の検討が重要です。実際の過ごし方と屋上ビルリノベーションの設計にズレがあると、入居者の快適性から離れてしまいます。また、過ごし方を把握したうえでビルリノベーションを施すと、自然に屋上のデザインや演出したいテイストに統一感が生まれます。屋上の使用イメージが明確だと、イメージに沿いつつ快適性を目指した設備や什器の選定が実現します。屋上のビルリノベーションとして、まとまりがあり、リラックスしやすい空間を入居者に与えられるでしょう。たとえば、旅行気分を味わえる空間でリラックスしてほしいなら、リゾートホテルのようなテイストも選択肢のひとつです。リゾートテイストのビルリノベーションは、開放感やくつろげる雰囲気を引き出せるため、特別感のある快適さとやすらぎをもたらします。
〇管理者が管理しやすい什器の選定
ビルリノベーションのメリットを感じながら、快適な空間を形成するには、管理者が管理しやすい什器の選定や設計も大切です。設置やメンテナンスに時間やコストなどの手間がかかると、安定した長期運営が困難になるだけではなく、快適な空間の維持も危うくなります。ビルリノベーションで屋上に配置する什器や設備は、屋外用であるものの、雨風に晒されるため劣化は屋内よりも進みます。屋上ビルリノベーションでは、意匠性のみに注目せず、悪天候も考慮しながら、長期間使える素材や加工の什器の選択をしましょう。また、台風などの荒天対策も、事前に考えないといけません。荒天が予測されたときは、安全のために什器を屋内に移動させるため、持ち運びが容易な什器の方が、移動作業をスムーズに進められます。
〇落下を防止できるフェンスや壁の設置
屋上のビルリノベーションでは、落下を防止できる高めのフェンスや壁の設置も求められます。安全に使える屋上にビルリノベーションさせるためには、安全対策はゆずれない要素です。大人でも乗り越えにくく、万が一の落下を防止できる高さがポイントでしょう。また、屋上のビルリノベーションでは、人以外にも屋上に設置していたり屋上に持ちこんだりした物品の落下対策も施さないといけません。屋上から物品が落ち、人などに当たってしまうと、大事故に発展し会社に傷が付いてしまいます。一方、高い壁や柵を設置すると、景観や風通しに影響が生じます。屋上のビルリノベーションを実施するときは、機能性と安全性の両方が維持される高さを見定めたうえで、安全対策を講じましょう。
◎ビルリノベーションにおいて屋上を活用した当社の施工事例
ビルリノベーションで屋上の活用を検討する際は、成功させるためのポイントをおさえた設計や什器を選ぶと、快適な屋上空間を作り出せます。
〇中央区人形町ビル
ビルリノベーションにおいて屋上を活用した当社の施工事例 中央区人形町ビル中央区人形町にあるオフィスビルの屋上を活用するビルリノベーション工事に参画しました。休憩スペースとして屋上を利用できるよう、居心地のよい屋上作りを行っています。ウッドデッキと人工芝生、植栽を設置して、ナチュラルテイストな雰囲気を作りながらも、黒い什器を配置して、空間全体を引き締めています。お昼を食べる人、足をのばしてリラックスしたい人の希望を叶えるため、椅子の種類も変化をもたせてビルリノベーションを行いました。
〇渋谷区代々木オフィスビル
ビルリノベーションにおいて屋上を活用した当社の施工事例 渋谷区代々木オフィスビル渋谷区代々木にあるシェアオフィスビルの屋上ビルリノベーション工事に参画しました。屋上は単なる休憩スペースではなく、さまざまなバックグラウンドをもった人のコミュニケーションの場として機能するよう、ビルリノベーションしています。また、クールなコンクリート地面と、暖かみのある植栽と木材を用いた什器が織り交ざる意匠性の高い空間作りを行いました。照明も配置して、日が沈んだ後もおしゃれなリフレッシュスペースとして安全に使えるよう工夫しています。
◎まとめ
屋上のビルリノベーションを行うと、入居者の休憩スペースとして利用できるだけではなく、建物価値の向上や、入居者への高付加価値の提供など、多くのメリットが得られます。快適でおしゃれな屋上ビルリノベーションのポイントを把握したうえで設計に取り組むと、メリットを最大化できるでしょう。屋上ビルリノベーションを成功させるポイントと快適な空間の作り方にご興味がありましたら、当社までお気軽にご相談ください。

屋上ビルリノベーションを成功させるポイントと快適な空間の作り方